食べたい、下げたい、痩せたいの三重奏

糖尿病の治療といえば主に食事・運動・薬の3つが挙げられますが、それは①バランスの良い食事をし、②薬を正確に使用し、③体を適度に動かそう、こうなるワケですね。

  

ですが私の中では①食べたい、②血糖を楽に下げたい、③運動しなくても痩せたい、こんな気持ちがあり糖尿病の基本治療に真っ向から反発の姿勢充分です。

そりゃ本能のままに食べてインスリン打って動かなきゃ太っていくし、食べてインスリンも大して打たずに適当にしてれば逆に痩せてくし・・なんですが。

 

私はこの基本治療のスタイルが嫌いでした。

すごく健康的でもちろん体にも血糖にも良い事はわかるし、看護師としてもそれを指導してきたのですが、個人的にはどうも爽やかすぎる感じがして馴染まなかったです。

そんな教科書みたいな生活できないよって。

  

 

それは多分発症時から数年の事がトラウマのようになっている気がします。

私の1型糖尿病発症時はまだインスリンの種類が今ほどなく、薬に生活を合わせるスタイルの治療を指導されました。

今はインスリン注射を一日3~4回程度してますが、その頃は記憶が正しければ2回。朝打ったら昼の食事が遅れると低血糖になってしまう・・・という様な感じでした。

  

だから食事内容も病院食を参考にバランスを考えて食べて、おやつを食べる場合はそのカロリー分を主食と交換するという事をしていました。

  

入院中は食後に病院内をグルグル散歩していたので(させられていたので)、退院してからも嫌だけど夜に散歩したりしてました。

  

つまり生活を型にはめられていたのです。

それで、その生活からズレると血糖値が乱れて受診の時に指摘され指導される。そうしないと合併症になるという脅しのような怖いパンフレットを渡されたりしました。

  

「~しなければいけない」この意識が強かったです。

  

そんな生活でストレスが溜まる⇒こっそり食べちゃう⇒バレると家族・友人から責められる⇒段々と自暴自棄になっていく

こんな階段を上がっていました。ん?下がっていたと表現した方がいいのか?どっちでもいいですが(笑)

  

  

だから超速効型のインスリンが開発されて、今は生活のスタイルが格段に上がりました。

 

だけど、その頃の記憶のせいか今でもストレスが溜まると無性に食べたくなったり、食べた後に罪悪感があったりします。

 

看護師と言えどもそんなもんです(笑)

 

  

ただ、これってよ~く考えてみると、普通の人も同じなんですよね。

  

血糖値については違うけど、糖尿病じゃない人だって食べ過ぎて運動しなきゃ太るし健康的な生活してれば健康になっていくだろうし。

こんな風に考えられるようになったのは年のせいかもしれません(笑)

 

というのは、最近はアンチエイジングだのダイエットだの健康食品だの、いいものと聞けば飛びつく感じはそこら辺にいるおばちゃんと同じだからです。

  

鯖がいいと聞けば缶詰を買いココナツオイルがダイエットに良いと聞けば買い、ロングブレスが良いと聞けばフーフーやって、つい昨日もコラーゲンの粉末をネット注文したばかりです(笑)

 

今朝もリンゴ酢を水で薄めてせっせと飲む、健康に気を遣う中年の一人です。

  

  

だからもし同じようにトラウマに考えている人がいたら、ちょっと肩の力を抜いてみて欲しいです。これ、呪縛が解けるよう自分にも言い聞かせてる意味もあります(笑)

 

血糖値に注意するっていうオプションはあるけど、それ以外は普通の人と変わらない。

 

太ってたらダイエットした方がいいし、食事が多ければ減らせばいい。食後に運動するのも普通の人だってしてるダイエット法だし。食事を減らして低血糖になるようなら医師に相談して変えてもらうとか。

  

  

もうちょっと治療を柔軟に考えていいと思うんです。

私は時々プチ断食まがいの事もしたりしますよ。これまでの経験があるからこそではありますが、やろうと思って出来ない事はほとんどないんです。

  

  

ただ・・・今思うのは・・・、糖尿病発症時の私はめちゃめちゃ痩せていて「太りたい」と切実に願っていました。

 

結果、出産・子育てをしているうちにその願いがいつしか叶ってしまいました。本当にいつの間にか少しずつ・・。

  

・・・神様、もう十分です!(笑)

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