糖尿病治療の病院選び

糖尿病があると、さらに薬を使用していると病院とは切っても切れない関係になります。

月1回、2ヵ月に1回、どんな形にしろ通院しなくてはなりません。

 

糖尿病の主治医は自分とよく言われますし、私も普段からそう言っていますが、それでもどんな病院でも良いという訳ではないのです。

病院との関係でアナタの糖尿病に対する姿勢が変わるからです。

 

 

今アナタの通っている病院はどんな所ですか?

 

先生や看護師さんが親切、わかりやすい、反対にあまり話を聞いてくれない、怒られるなど思っている方もいるかもしれません。

 

私が昔通っていた病院はいくつかありますが、そのひとつにこんな病院がありました。

そこはクリニックでしたが、そこの開業している先生以外に週に1回・2回とか、2週に1回とか別の病院から専門医が何人も来ているような病院でした。

 

結局その専門医にはほとんど診てもらわなかったのですが、結論から言うとそこのクリニックは私には合わなかったです。

 

合わなかった、という表現をするのは他の人は合っているかもしれないからです。

ですので、ここからは私が感じた事ですが・・・

 

そこに通っている間の血糖値は全然良くありませんでした。看護師になったのはその数年後の事なので、糖尿病の知識も少ないものでした。

細かくはあまり覚えていないのですが、HbA1cも今より2~3%高かったと思います。

 

とても混んでいる病院だったので診察時間はわずか。その間にいつも言われる事は「血糖コントロールしないと合併症になるよ」「そろそろちゃんとしないと」という否定的な言葉でした。

合併症の怖い話をされても、何からどう変えていけばいいかもわからなかったし、普段の暴飲暴食生活を変えるだけの気持ちにはなりませんでした。

ただ「怖い」という自己嫌悪がつのるばかり・・。

看護師さんとも採血をしてもらうだけでほとんど会話を交わす事はありませんでした。

 

 

そんな私が病院を変えたきっかけは妊娠です。

妊娠する少し前にしていた教育入院のおかげで、数値的に妊娠可能な血糖値でした。

ですが、私は妊娠がわかったタイミングで病院を変えました。

 

ここに通っていてはいけない。

 

漠然とそう思いました。

そこで、その病院に来ていた専門医のいる大学病院を訪ねました。

それまで通っていた先生に何も言わず紹介状もない状態でしたが、電話で先生の診察時間を聞き車で2時間かかるその病院まで行く事にしたのです。

 

結局出産まで2週間ごとに通院しました。

その大学病院はサポートがしっかりしていて、私は血糖コントロールを頑張り無事に娘を授かる事ができました。

 

出産後は通院には遠すぎるため近くの病院を探さなくてはいけなくなりましたが、その時にも前の病院には戻りたくありませんでした。

 

だから探しました。口コミや近くの病院にはどんな所があるのだろうと探しました。

それで見つけた今も通っている病院は、同じようにクリニックで混んでいるけど面談がしっかりしています。

私の気持ちや状況を聞いてくれて、親身になって話を聞いてアドバイスをくれます。

その面談を時々わずらわしい・早く終わらないかなと思う事もありましたが、その面談のおかげで私はさらに糖尿病に向かう気持ちが整ったと言っても過言ではありません。

今は面談もわずらわしいとは思いませんよ(笑)

 

  

この事から何が言いたいのかというと、行動がとても大切ということです。

結果が出ないのに黙ってそこに通い続けていても、アナタが何か行動を起こさない限り血糖値は変化しません。

私は妊娠がきっかけでしたが行動して良かったと思っています。

今の病院が温かく見守ってくれたおかげで私は行動を変える事ができましたが、もしかしたら以前通っていた病院でも、自分から何か聞いたりアドバイスを求めたりしたら違う結果になっていたかもしれません。

 

だから病院が合わないとか、毎回嫌な思いをするという時は何か行動してみて欲しいのです。

 

アナタが本当に血糖値を良くしたいと考えるなら、ですが。

 

 

病院を変えなくてもできる事はあります。

今の病院が事務的に採血をして結果を言うだけの病院だとしても、何か聞いたら良いアドバイスをくれるかもしれません。

待っているだけでは状況が変わる事は少ないです。

 

もしかしたら病院側もアナタが何も言わないから「あえて干渉しない」という判断を取っているのかもしれませんよ。

そこでアナタが疑問に思う事、対処法で迷っている事などを聞いてみたらいいのです。

 

最初は勇気がいるかもしれません。でも、一歩足を出してみたら意外に平気だったという事はよくあります。その勇気を持ってみて下さい。

お願いします。ちょっとだけ頑張ってみて下さい。

 

 

もし、アナタから発信しても何も返ってこない、一般的な意見でアナタの状況を見てくれない、相変わらず嫌な気持ちしか感じない、そういう時は病院を変えて良いと思います。

「〇〇さんに紹介されたから変えるのは気が引ける」「先生にどう思われるかわからない」

こんな事を心配していてはいけません。

 

大切なのはアナタの体と人生です。体裁や先生のプライドを満たすためにアナタの血糖値も人生も犠牲にする事はありません。

これは強く言いたいです。

アナタの治療も人生もアナタのものです。そこに目を向けて下さい。

 

 

今は糖尿病は国民病です。研究も進んでいます。

糖尿病の治療もどんどん良くなっていますから、面談を大事にしている病院も増えました。

 

きっとアナタにもっと合う病院があるはずです。

だから、行動する事を恐れないで下さい。

 

例えゆっくりだとしても、前に向かう気持ちを持って行動すれば血糖も生活も変えられます。

一緒に向かいましょう。

私も同じ糖尿病患者として、看護師として、いつも心から応援しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です